2021年2月1日に当社に入社した
佐野浩一郎君。
高校の入学式当日に初めて話しかけ、高校時代の友人第一号、毎日の様に遊んだ友人です。
高校生時代は多少ヤンチャな部分もございましたが、当時から根は真面目で誠実、人を騙すような事は絶対にしない人柄でしたので、是非入社して頂き、一緒に働きたいと思わせてくれる友人です。
高校時代の彼女と結婚し、現在も暖かい家庭を築けている事からみても彼の人柄が分かります。
そんな彼ですが、なんと入社一か月も経たずにお客様よりご契約を頂きました。
正確には25日です。
私と同じ歳ですからもちろん社会経験はあり、会話の受け答えはしっかりと出来る彼ですが、こと不動産に関しては素人です。ズブの素人です。
そんな素人な彼が入社後、一か月でご契約頂けた事にかなりびっくりしています。
素晴らしい買主様からのお問合せを初期対応させて頂いた「運」も勿論あるとは思いますが、私が隣で見ていて彼の努力は素晴らしかったと思います。
お客様のご希望を良く理解しようとし、売りに出ている物件をくまなく調べ、希望に近い物件の資料を即座にお客様に届けるというルーティーンを何度も繰り返していました。
そんな努力がお客様に伝わって、ご契約を頂けたのではないでしょうか。
本日、契約終了時にお客様に言われた一言。
「君に頼んで良かった。私の見る眼は間違っていなかった。」
こんな素敵なお言葉を頂いておりました。
営業冥利に尽きる一言です。
私も思い起こせば20数年前、当たり前ですが初契約がございました。
13人居る同期の中で、一番最初に契約を頂こうと躍起になっておりましたが、空回りが続き、半年間の研修期間を経て支店配属後、2ヵ月半位経過、同期の中では5番目位の契約でした。
今は表には出さない様にしておりますが、当時から負けず嫌いで、とても悔しく、毎日夜遅くまで初契約に向けてお客様の資料作りや電話連絡をしていました。
私の初契約は中古住宅の現地販売会で突然訪れました。
小春日和のぽかぽか陽気に誘われ、車で熟睡中にお客様にコンコンと窓を叩かれ、「見学できますか?」と言われる始末。
そのコンコンと窓を叩いてくれたお客様が私の不動産営業マン人生の初契約です。
私の場合はうっかり舞い込んだ初契約であったのかもしれません。
もちろん経緯を当時の支店長に説明しなければならず、車で寝ていた事もバレましたので、「瞬間湯沸かし器」の異名がある支店長に大目玉を食らいました。
三浦様、お元気でいらっしゃいますか?
その節は大変お世話になりました。
私からマイホームを購入、売却して頂いたお客様は全員覚えておりますが、初契約のお客様は特に忘れる事が出来ません。
この初契約が自信を付させてくれ、20数年間、不動産営業マンで居続ける事が出来ました。
J様、本日はご契約頂き、誠にありがとうございます。
あなたの御蔭で彼は自信を付けることが出来、沢山のお客様に信頼され、頼りにされる営業マンになっていけると思います。
浩一郎。
初契約、おめでとうございます。
この契約が君の不動産営業マンとしての大いなる第一歩です。
今日は家に帰ってから奥さんと子供に初契約の自慢をしてください。
そして明日からまた契約目指して頑張ろう。