株式会社リビング・ゲートの木村徳男(きむら のりお)です。
山梨県でマイホームの購入を検討する際、注文住宅と建売住宅のどちらを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。
本記事では、建売住宅のメリットに焦点を当て、山梨県内での住宅購入において建売住宅が持つ利点を詳しく解説します。
建売住宅とは
建売住宅とは、土地と建物がセットで販売される住宅のことを指します。
購入者が決まる前に設計・建築が進められるため、完成済みの物件を見て購入を検討することが可能です。
一方、注文住宅は土地の購入から始まり、設計や仕様を自由に決めることができるオーダーメイドの住宅です。
建売住宅のメリット
1. コストパフォーマンスの高さ
建売住宅は、同じ規格で複数の住宅を建築するため、資材の大量購入や工期の短縮が可能となり、建築コストを抑えることができます。
その結果、注文住宅と比較して購入価格が抑えられる傾向があります。
例えば、山梨県内のデータでは、建売住宅の購入価格の中央値は約2,551.5万円であるのに対し、注文住宅の建設費の中央値は約3,020.5万円となっており、約469万円の差があります。
さらに、注文住宅の場合、土地代が別途必要となるため、総額ではさらに差が広がる可能性があります。
2. 購入前に実物を確認できる
建売住宅は完成済みの物件を購入するため、実際の建物を見てから購入を決定することができます。
これにより、間取りや内装、日当たりなどを事前に確認でき、購入後のギャップを防ぐことができます。
一方、注文住宅は図面やモデルルームでの確認が主となり、完成後にイメージと異なる部分が出てくる可能性があります。
3. 入居までのスピード
建売住宅は既に完成しているため、購入手続きが完了すればすぐに入居することが可能です。
これにより、転勤や子供の入学など、特定のタイミングでの引越しを希望する場合にも柔軟に対応できます。
一方、注文住宅は設計や建築に時間がかかるため、入居までに数ヶ月から1年以上の期間を要することがあります。
4. 資金計画の立てやすさ
建売住宅は土地と建物がセットで販売され、総額が明確になっているため、資金計画が立てやすいというメリットがあります。
追加費用が発生しにくく、予算オーバーのリスクを抑えることができます。
一方、注文住宅は設計や仕様の変更により、当初の予算を超える可能性があります。
5. 住宅ローン手続きの簡便さ
建売住宅は土地と建物が一体となっているため、住宅ローンの手続きが比較的簡単です。
一方、注文住宅の場合、土地と建物の契約が別々になることが多く、それぞれにローンを組む必要があるため、手続きが複雑になる傾向があります。
山梨県における建売住宅の魅力
山梨県内で建売住宅を選ぶ際、以下の点が特に魅力的と考えられます。
1. 自然環境との調和
山梨県は豊かな自然環境に恵まれており、建売住宅でも自然との調和を意識した設計が多く見られます。
例えば、富士山の眺望を活かした設計や、周囲の景観に溶け込むデザインなど、地域の特性を活かした住宅が提供されています。
2. 大手建築会社の施工会社による安心感
山梨県内の多くの建売住宅は、全国的な大手建築会社が手掛けており、住み心地の良い住宅が提供されるだけでなく、アフターサポートも充実しているケースが多いです。
3. 交通アクセスの良い立地
建売住宅は、交通アクセスの良い場所に建てられることが多く、通勤や通学に便利な立地が選ばれる傾向があります。
山梨県内でも主要な駅やバス停に近い場所に建売住宅が供給されており、生活利便性が高い点も魅力の一つです。
まとめ
山梨県内での住宅購入を検討する際、建売住宅はコストパフォーマンスの高さ、購入前の実物確認、入居までのスピード、資金計画の立てやすさ、そして住宅ローン手続きの簡便さなど、多くのメリットがあります。
さらに、地域の特性を活かした設計や、地元の施工会社による安心感、交通アクセスの良い立地など、魅力も満載です。
「建売だから」と決めつけず、まずはお気軽に見学にお越しください。
実際にご自身の目で確かめることで、新たな発見があるはずです!